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空手家の世界一周ブログ

そこにあるのは実物大の世界地図。さぁ、冒険に出かけよう!

   
カテゴリー「inインド」の記事一覧

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砂漠の国ラージャスターン

■ブルーシティ、ジョードプル

バラナシから列車に乗り、インド北西に位置するラージャスターン州のジョードプルへやってきました。
この町は通称ブルーシティと呼ばれています。その理由が....

これ!
家屋の壁が青く塗装されているのです。



さらにこの町は、漫画ワンピースに登場するアラバスタのモデルになったのではと噂されているそうです。

街のシンボルはメヘラーンガル砦。
空に浮かぶかのような巨大な砦が町を見下ろすかのように存在感を示します。






俺見つけちゃったんだけど、この犬の形したやつって、、、。 


砦からの街並み。見事なブルーシティ!



この砦を観光中に、30人くらいの人から一緒に写真撮りたいとお願いされました。外国人、珍しいのか?
でもまぁそれはわからんでもない。意味不明なのが、「写真を撮ってくれ」と言われたので、カメラを預かろうとすると、すでに遠くでポーズを決めてる人達。
俺が自前のカメラでそいつらを撮ってやると、なんか満足そうに手を振りながらどっかへ去っていく。

なんなん!?
インド旅してると、「お前のカメラで自分たちを撮ってくれ」って人がたまに現れる。
お前らの写真なんかいらんがな。



■ゴールドシティ、ジャイサルメール

次に訪れたのはジョードプルから西へ300kmほど離れた、パキスタン国境に迫る町ジャイサルメール。
タール砂漠の真ん中に位置し、砂色にちなんでゴールドシティと呼ばれているそうです。


ここでキャメルサファリを体験しました。
砂漠をラクダで巡り、そして夜には砂漠のど真ん中に寝転がって星空を眺める。実は密かな夢でした。
初めて乗ったラクダは、ゆったりとした歩みと、程よい上下の揺れが最悪の乗り心地を提供してくれました。ゾウ以下です。なにこれ。






さて、ラクダには裏切られましたが、砂漠の景色はなかなか圧倒されるものでした。
夜には砂の上に絨毯を広げ、大の字で寝転がったりしました。
今にも降ってきそうな星の粒。あー、何時間でもこうしていたい。



それにしても砂漠の夜は本当にやることがありません。真っ暗過ぎて、ちょっとでも散歩しようものなら元の場所に戻ってこれないでしょう。そもそも何も見えないのに歩き回る意味もありません。スマホを開くと、光に虫が寄ってきて大変なことになります。星空なんかとっくに飽きました。

それにしても星と星を繋いで夜空に絵を描くなんて、昔の人はロマンチストですよね。でも、どうやってみんなで共有してたのか本当に謎です。

「アレとアレとあっちので白鳥っぽくね?」
「どれだよ」

まぁこうなりますよね。



フンコロガシおった!



■レイクシティ、プシュカル

ジャイサルメールからデリーに戻る途中に、聖地プシュカルへ立ち寄りました。町の中心には大きな湖があり、巡礼に訪れた人々はここで沐浴をして、創造神プラーフマーに祈りを捧げます。
バラナシなど他の巡礼地に比べてとても静かで、のんびりとした空気が流れています。
地球の歩き方によると、天地創造の神プラーフマーが手にしていた蓮華が地上に落ち、そこに水が湧き出してきた、という伝説があるようです。


さて、俺もその湖で体を清めてみました。
インド人に写真をお願いしたらこの有様です。おっさん、邪魔やて。


さて、ちょっと山登り。


行く手を阻むおっちゃんズ。


なんか珍しいサル。



うーん、なかなかいい景色です。
湖を中心にした町ってことがよくわかりますね!



ラージャスターン州も満喫しました!
さて、長かったインドもそろそろ終わりが近付いています。
最後に南インドに少しだけ立ち寄って、次の国イランへ向かいます。



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アーグラーとバラナシ、2大観光地をぶらり!

■昼と夜、2つのタージマハル

首都デリーから列車で2時間、世界中から観光客が押し寄せる町アーグラー。
もちろんお目当ては、かの有名なタージマハルです。
インド滞在1ヶ月にして、ようやくこの地にやってきました。インドのシンボル、この目で拝んでやるぜ!

アーグラーに到着したその日、何気なくガイドブックを見ていました。そしたらなんとも興味深い記事を発見!
タージマハルは満月の日とその前後2日の5日間に限り、夜限定のナイトツアーが開催されるというではありませんか。
そして毎晩夜空を眺めているロマンチストな俺は、月が満ちてきていることに気付いていたのです!

もしや、と思いネットで調べてみると、なんとなんと、今日この日がちょうど満月ではありませんか!

運命感じる瞬間!
これは参加するしかねぇ!!

タージマハルは、テロ対策として入場時に荷物検査を行います。
ナイトツアーはさらに厳しく、ツアーの申し込みは国営の施設みたいなところで行い、軍人に完全管理されて入場しました。

昼間の入場料と夜の入場料、合わせて1500ルピー(約3000円)。
ホテルに一週間泊まれる金額です...。

しかしそれに見合うを価値は間違いなくありました!
22年という歳月と、天文学的なお金をかけて作られた愛の結晶!
正面の門をくぐると、目に飛び込むのは庭園を前景にした、完全なる左右対称の白亜のドーム。
これは美しいとしか表現のしようがありません。
想像以上です。
近づくにつれ、迫りくるような迫力を見せるタージマハル。側まで来るとその大きさがわかります。







そしてナイトツアー。
月明かりに照らされ浮かび上がる、闇の中のタージマハル。なかなかレアな体験ができました。これも日頃の行いがいいからですね!
写真はこれが限界でした(T_T)



■聖なる河ガンガーとバラナシでの日々

アーグラーの次はバラナシへ向かいました。
ヒンドゥー教の聖地としてあまりにも有名な所です。

人、人、人、人...。


まるで迷宮のような町。


路地を曲がると、そこには牛


こっちにも


もうええっちゅーに


ガンジス川で沐浴する人々




このバラナシこそ、多くの人がイメージするまさにインドって感じではないでしょうか。
しかしこの町のインド人のウザさはデリーに匹敵しますね。さっさと逃げ出して、次なる目的地ラージャスターン州へ向かいまーす。
てゆーか、インドのブログ全然書けてないのに、もうすぐイランに入るという...。
怠け者ですみません。早くリアルタイムで書けるようにしなくては。


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温泉を求め、シーク教の聖地マニカランへ

インド人の姿を思い浮かべてください。


きっと多くの人が想像するインド人は、 頭にターバンを巻いた蛇使い、もしくは手足を伸ばしながら火を吹く変態ではないだろうか?



そう、大抵の人が頭にターバンを巻いた姿を想像するのではないかと思う。
しかし、ターバンをしてるのはシーク教徒の人だけであり、圧倒的ヒンドゥーのインドにおいては全体の1.9%ほどしかいないのである!
こんな少数派にも関わらずインド人=ターバンの印象を世界に植えつけたシーク教恐るべし。
ちなみにコンパクトかつスタイリッシュにシュッと巻くのが、若者の間で流行とのこと。いつまでも膨らんだ気球みたいなのを頭に乗せてるやつは今すぐ巻き直そう。



さて、今回はそんなシーク教の聖地の一つ、マニカランに行ってきました。

この知名度ゼロに等しい僻地に向かったのは他でもない、温泉があると聞いたからなのである!

ガイドブックにも載らないインド最大の温泉地マニカラン。旅の途中で偶然にもその存在を知ることができました。
温泉好きとして、知ったからには行かねばなるまい!
マナーリーから近いということで、レーからデリーへ帰る途中、ふらり立ち寄ってきました。


バスを拾い、何度か乗り継ぎながら「この先に本当に人が住む町があんのかい」と不安にさせる道をガタガタ進み6時間。やっとたどり着きました。
マナーリーの宿でインド人スタッフが「マニカラン?こっから3時間やな」とか言っていたが、全然そんなことはなかった。やつらに時間や距離を聞いて正しかった試しがない。


しかしその温泉は想像を遥かに超えていました!インドにこんな本格的な温泉地があったとは驚きです!
町中ではもくもくと湯気が立ち上り、小規模ながらも土産屋が軒を連ねていました。



まずはシーク教の宗教施設「グルドワラ」内にある大浴場。観光客っぽいインド人が、「これって足付くかな?深さどんなもん?」と聞いてきた。よくこいつは他にも人がいる中で、どう考えても地元民じゃない俺に声かけたなと思う。


こっちは大きな露天風呂!源泉はとても熱いらしく、川の水で埋めているそうな。すぐ側を流れる川の音がドドドド.....と聞こえてきます。



インド各地にあるシーク教の巡礼地にはグルドワラと呼ばれる施設があり、なんとそこでは食事が無料!そしてシーク教徒に限り宿泊もできるらしい。
日本人丸出しの俺は、申し訳程度に頭にバンダナを巻いて、風呂上がりのタダ飯をいただきに侵入しました。


座っていると目の前に食事が運ばれてきます。無料の上におかわりし放題。毎日多くの巡礼者が訪れるようで、大量の食事を用意しているみたいです。部外者でも全く遠慮はいりません。



まぁこんなとこ、よほどの温泉好きでもない限り普通の旅行者は絶対来ないですよね。
自分でも風呂に入りながらふと「あれ、俺なにやってんだろ」と思いました笑



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古きチベット文化が残る砂色の街、レー

夜中の2時、レー行きのバスは出発した。
それは『車が何度も行き来するうちになんとなく道っぽくなった』と思わせるほどに酷い悪路。
ウトウトすると、窓ガラスに頭をガンガン打ち付けられて目が覚める。
暗闇の中の道標は、頼りないヘッドライトの明かりだけ。
すぐ隣は深い崖で、車がすれ違うのに数分の時間をかけるほどに細い道。
雨が降ったり、深い霧が出たらきっと立ち往生する羽目になるだろう。

標高の高さからくる寒さ。
避けられない高山病。
車酔い。
さらに激しい揺れで眠ることすら許されない。
度重なる波状攻撃がボディブローのように突き刺さる。
この苦しみに20~30時間耐え忍んだ者のみ、たどり着ける桃源郷。

(またこの道を通って帰るのか..)

そう思うと死にたくなるので、考えないように心を閉じた。



白々と夜が明ける。
深い渓谷に、雪を被った山脈。緑を失った灰色の世界。別の惑星かと錯覚させるような情景。この世の果てに取り残されたかのような虚無感。
それは言葉にできない自然の美しさ。
...しかし当の俺は高山病でそれどころではなかったりする。


標高5,360mの峠【 Taklang-la】




多くの旅人がそうまでして行きたい場所がこの先にある。
インド最北、ジャンムーカシミール州に属するラダック地方。その最大の町、レーである。



そこは乾燥した砂色の街。
暖かい人々。
交わされるラダッキの言葉。
風になびくチベットの旗タルチョ。
峠の向こうに広がっていたのは、まるでインドとは別の世界!






【レー王宮から見下ろした街並み】





高地に順応し始めた俺は、広大なラダックの大地を、レンタルしたバイクで走りました。
目に飛び込むのは雄大な景色。
ここがバイク乗りの聖地と呼ばれていることを知ったのは、レーに来てからでした。
マジ、最高です!!





どこへ行くにもサンダルの俺


なんかカッコつけてるが、この時足元は便所サンダルなのである




さて、謎にエンストしまくるわ、ブレーキの遊びはないわ、メーター類壊れてるわのバイクにも慣れてきたところで、
1泊2日のツーリングへ!
目指すは美しい湖と名高いパンゴンツォです。


自然が織り成す景色に見とれながら、まともと呼ぶには程遠い道をなんとか無理矢理進んでいきます。
パンクを恐れながらゴツゴツした砂利道を進み、スリップしないように慎重にダートを曲がり、雪解け水が流れ込んで川と化した道に意を決して飛び込みます。





片道170キロ程度の距離に、なんと10時間かかりました..。
湖のほとりの村に辿り着いたのは、すっかり日が暮れた頃。
暗くて村の全貌もよくわからず、とりあえず目についたお家にホームステイを願い出ると、快くOKしてくださいました。
素敵な体験、本当にありがとうごさいました。



【ホームステイ先のみなさん】




【翌朝、虹の間から昇る日の出】


【のどかな村と湖】



【そして地獄の帰り道..笑】




いやー、楽しかった!
この体験は間違いなく俺史に残る!!
ラダック、本当に来てよかった(*´∀`)



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バシスト村での呪われた日々



バシストはマナーリーから4、5キロ坂を登った場所にあるこじんまりとした村です。
マナーリーは欧米人に人気の活気ある町ですが、日本人の多くが滞在するのはこのバシスト村。

ここにはなんと温泉が湧いており、無料で入ることができるのです。
のんびりとした雰囲気とも相まって、とても居心地の良い所です。

マナーリーはレーに行く途中の中継地ですが、日本人は温泉、欧米人はマリファナにやられ、ダラダラと長く滞在してしまうようです。

インドの山奥に湧く温泉。



ここで身体を洗います。
この中に一つ、ムチャクチャ熱いお湯が出るトラップが仕込まれていました。



温泉から引いたお湯を使って洗濯する村人。自分も真似してここで洗濯してみました。



カフェの壁に描かれた絵。
...ん?なんかおる!?
おまえそこで何しとん!!!




オールドマナーリーの奥地へ侵入。
普通、ツーリストはこんなとこ行かないよね笑


魔女がおった!




どこの国でも子どもは可愛い!


人里離れた場所で出会った兄ちゃんズ



さて、名残り惜しいけれど目的はこの町じゃないのだ。
誰もが絶賛するインド最北の地、ジャンムー・カシミール州のレーが俺を待っている!

レー行きのバスは深夜の2時にやってくるらしく、真っ暗闇の中、1人寂しくバスを待つ。


【2時半】
...うーん、まだ来ないなぁ。



【3時】
.......来ない。



【4時】
...泣いていっすか?



朝の4時まで待ったがバスは来なかった。
まぁインドだし、こんなこともあるか。
別に急ぐ旅じゃないし明日でもいいや。




【翌日】満席で乗れず。(予約したよね?俺、予約したよ?)





【翌々日】.......来ない。





なんなん!?!??!!

これは怒っていいっしょ??なんなんインド!!
野良犬が吠え狂う中、1人暗闇で来る保証のないバスを待つのがどれだけ心細いか!

バシストはいい所だよ?でも流石に一週間もいたら飽きるわ!!
売店のおっちゃんにも顔覚えられて、何も言わなくても「これっしょ?」みたいな感じでポテトチップスのレモンチリ味出してくるようになる始末。あぁそれだよ!ありがとよ!


4日目の正直にして、やっとバシストを脱出できました。
バシストからレーまでは、「何もなければ」20時間ほどで辿り着きます。
土砂崩れで通行止めになることもしばしば。
途中、5000メートルを超える峠が3回。標高5000の場所に道があって、さらに車が走れるって、なんか凄い!
バスが揺れ過ぎて、車酔いどころか筋肉痛になるという噂。
前方を走るバスが目の前で崖下に落ちていった....なんて話も。
どんだけヤバい道やねん!!

まぁブログ更新できてるってことは生存してますので。
現在、レーの町におりますが本当に凄い所です。次回のブログをお楽しみに!



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プロフィール

HN:
shin
性別:
男性
職業:
空手家
趣味:
格闘技、旅
自己紹介:
「この道はどこへ続いているのだろう」
「あの丘の向こうにはどんな景色があるのだろう」
知らないものを知りたい。見たことのないものを見たい。いつの時も自分を動かしてきたのは、少年のようなの好奇心。
一人の空手家が、世界を歩いて武者修行!

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