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空手家の世界一周ブログ

そこにあるのは実物大の世界地図。さぁ、冒険に出かけよう!

   

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托鉢、そしてMhout(象使い)キャンプ!


北部最大の町ルアンパバーン。
ラオスに海はないが、メコン川とその支流ナムカーン川に囲まれて、その姿はまるで半島のよう。
町全体が世界遺産に認定されており、世界中から観光客が訪れる。
メイン通りにはレストランやカフェ、ツアー会社がずらりと並び、閑散期であるにも関わらず多くの欧米人や韓国人で賑わいを見せている。繁忙期には、町の総人口を超える旅行者が訪れるというから驚きだ。



この町では托鉢(たくはつ)が名物となっている。
これは仏教の神聖な行事で、毎朝5時半~6時頃、列を成して町を歩くお坊さんに人々が供物を捧げるというものである。







まるでアイドルの出待ちのように、観光客はカメラを手に、僧侶がやってくるのを待ち構える。
町の人たちが捧げる供物は、もち米かお菓子が多いようだ。
この托鉢は月に一回とかではなく、毎日行われる。毎朝早くからお坊さんのためにご飯を炊く町の人達も凄いが、一番凄いのはお坊さん自身だ。俺なら毎朝チョコレートをおかずにもち米を食べろなんて言われたら気が狂う。
願わくば、たまにでいいのでテリヤキバーガーなんかを捧げてあげてほしい。


ルアンパバーン到着初日、さっそく象使いになるためのツアーに申し込んだ。
ぼったくりも多いと聞き、確かな情報を得るためネットで調べた結果、数ある旅行会社から「MANIFATRAVEL」を選んだ。
後から知った話だが、象使いのキャンプ場の名前がMANIFAであり、この旅行会社はおそらく直営店ではなかろうか。もし、ラオスで象使いを目指すなら料金比較のためにハシゴするまでもなく、ここへ行けば間違いないと思う。多分値段は最安。
(1Dayツアーで28,000キープ=4,200円)



若干眉毛が繋がり気味のガイドの兄ちゃん
日本語がとても上手い!


さて、一体全体どんなに厳しい訓練が待ち構えているのか!
既にビビり気味の俺。
1限目の授業は「象の背中に乗って森を散歩する」というもの。
一歩一歩大地を踏みしめて雄大に歩く象の鼻子(勝手に名付けた)。
木漏れ日が射し込む密林。小鳥の囀り。ゆったりと静かな時間が流れる。
うーむ、なんと厳しい訓練であろうか。象使いへの道のりは険しい。





トレッキングが終わったら、次は象に命令するためのラオス語を勉強する。いよいよ本格的だ!
「進め」や「止まれ」、「右へ曲がれ」などを暗記していく。10分くらいたったところで「もういいよね?じゃあ行こっか!」的な感じで実践に移る。まてまて全然よくない!...象使いへの道のりは険しいのだ。



「それを取れ」という意味の「ジャボン」
俺がサトウキビを手に"ジャボン"と言うと
、象は鼻を器用に使って巻き取っていく。
ちなみに、何も言わなくても勝手に奪い取っていく。


さて、いよいよ象の頭に乗って、指示を出しながら森を歩く。
鼻子は俺の命令などお構いなしで自由気ままに立ち止まり草を食べる。いろんな意味で道草を食う鼻子。まだまだ俺は認められていないようだ。....だんだん不安になってきた。

森から出たらメコン川で水浴び。
鼻子は俺を頭に乗せたまま川の中に入っていく。
木の皮をタワシ代わりに身体を洗ってやる。なんだか気持ち良さそうだ!これで鼻子との距離も縮まったに違いない。


(俺たちもう友達だよな鼻子!)

お互いの絆を噛み締め始めたその時、鼻子はロデオのように暴れだした。
狂ったように右へ左へ頭を振りまくり、吹き飛ばされる俺。
残念ながら俺たちの間に友情はなかった。



他の象たちは大人しいのに、俺とパートナーになった鼻子だけ、とんでもないやつだった。
「ヤーヤー!(止めろ)」
たしなめる為に必死になって叫ぶが、俺の声が鼻子に届くことはない。それどころか、プロの象使いがどんなに怒号を飛ばしても鼻子は止まらない。
よじ登っては吹き飛ばされ、また登っては飛ばされる。
....もう象使いなれなくていいっす。




こうして地獄の訓練は幕を閉じた。
俺はどうやらMahout(象使い)になれたようだった。
本当にこれで象使いを名乗ってよいのだろうか。
一緒のツアーに参加した日本人からは、「そっちメチャクチャ楽しそうでしたね!!」とか言われたが、俺は何度も死が頭をよぎった。

そしてこれが象使いの証だ!


ゲストハウスに戻って上半身裸でウロウロしていたら、みんなが俺を見て驚いている。


こんなんなってた....笑笑




この日付き添ってくれたモン族のガイドさんから、「夜暇?日本語学校に来てほしい」と誘われた。
ラオスの1日は長い!
そして俺はこの町で知り合った日本人を誘いまくり、みんなで学校へ行くことに。
その時の話は、次のブログで!!




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無題

  • by まこつ
  • 2015/06/28(Sun)23:38
  • Edit
象使いの証汚すぎワロタwww

Re:無題

  • by shin
  • 2015/06/29 20:56
インクジェット舐めんなよ?笑

無題

  • by tatsu
  • 2015/06/29(Mon)09:42
  • Edit
もうそれ、訓練受けなくても同じじゃないですか?w

Re:無題

  • by shin
  • 2015/06/29 20:56
それね笑
なんにも身についてないもんね笑笑

無題

  • by ねば
  • 2015/06/29(Mon)14:36
  • Edit
訓練意味あったのか??笑

Re:無題

  • by shin
  • 2015/06/29 20:57
うーん、ないね笑笑

無題

  • by なな
  • 2015/06/29(Mon)17:10
  • Edit
タイでゾウに乗ったのと
違いが、わからんわ~笑

Re:無題

  • by shin
  • 2015/06/29 20:57
今回もただ象と遊んだだけだね笑笑

プロフィール

HN:
shin
性別:
男性
職業:
空手家
趣味:
格闘技、旅
自己紹介:
「この道はどこへ続いているのだろう」
「あの丘の向こうにはどんな景色があるのだろう」
知らないものを知りたい。見たことのないものを見たい。いつの時も自分を動かしてきたのは、少年のようなの好奇心。
一人の空手家が、世界を歩いて武者修行!

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